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短編小説書いたから見てって

1 :名無し物書き@推敲中?:2013/12/21(土) 02:12:58.29
スレ立て初めてだから変なところあったら教えてくれ


私が立ち寄った町に一人ぼっちのお婆さんがいた。
 一人ぼっち、ただ一匹の柴犬がいるだけである。腰は少し曲がっていて、当然のごとく白髪頭であった。それも少しだけ黒髪が混じっている。顔はしみと皺で埋め尽くされていて、唇はかつての色、艶を失い、薄黒い肌と同じようであった。

お婆さんは旅人である私に、寝るところと料理を提供してくれた。お婆さん曰く、今日は都会に二人いる息子が里帰りしてくるという。今日で八十なのよ、とお婆さんは笑った。
 それはめでたいことですね、と私は素直に言い、家族の団欒を邪魔してはいけないな、とここを立ち去ろうとしたが、お婆さんは私を引き留めた。なら、と私は言った。

「私は与えられた部屋で大人しくしています。お婆さんは御気になさらないでください」
 お婆さんは私の意志が固いのを知ると、わかりましたよ、と仕方なさげに言った。二階にある部屋に上がろうとするとき、お婆さんは、ちゃぶ台に置き切れないほどの料理を用意して息子たちを待っていた。

2 :名無し物書き@推敲中?:2013/12/21(土) 02:16:30.00
見づらいからやり直す


 私が立ち寄った町に一人ぼっちのお婆さんがいた。
 一人ぼっち、ただ一匹の柴犬がいるだけである。腰は少し曲がっていて、当然のごとく白髪頭であった。それも少しだけ黒髪が混じっている。顔はしみと皺で埋め尽くされていて、唇はかつての色、艶を失い、薄黒い肌と同じようであった。

お婆さんは旅人である私に、寝るところと料理を提供してくれた。お婆さん曰く、今日は都会に二人いる息子が里帰りしてくるという。今日で八十なのよ、とお婆さんは笑った。
 それはめでたいことですね、と私は素直に言い、家族の団欒を邪魔してはいけないな、とここを立ち去ろうとしたが、お婆さんは私を引き留めた。なら、と私は言った。

「私は与えられた部屋で大人しくしています。お婆さんは御気になさらないでください」

3 :名無し物書き@推敲中?:2013/12/21(土) 02:18:19.33
変わらないな

このまま行きます


 お婆さんは私の意志が固いのを知ると、わかりましたよ、と仕方なさげに言った。二階にある部屋に上がろうとするとき、お婆さんは、ちゃぶ台に置き切れないほどの料理を用意して息子たちを待っていた。

 二階の部屋からは海が見えた。日中は呆れるほど元気だった太陽も、夕暮れには遊び疲れた子供よろしくただゆっくりと海へ帰って行った。
外が暗くなっても来訪者はなかった。私は気になって下へ降り、お婆さんに、

「息子さんたちはどうしたんです?」
と問いかけた。

「まだ来ません。仕事が忙しいのでしょう」
とお婆さんは答えた。長男は医者、次男は弁護士になっているという。それを聞いて、へえ、と私は目を丸くした。

4 :名無し物書き@推敲中?:2013/12/21(土) 02:20:09.49
「相当教育熱心でいらっしゃったんですか?」
「いえいえ」

お婆さんは笑って否定をした。

「私は何も言っておりません。息子たちが自分でしたことなんです。ただお金には苦労しました。私と主人でせっせと稼ぎ、ようやく二人を大学へ入れさせることができました。主人は次男を大学に入れた頃死にました」

そうですか、と私は呟いたが、聞こえなかったかもしれない。
 どうぞ主人の仏壇に拝んでください、とお婆さんが言うので、私はそのようにした。

5 :名無し物書き@推敲中?:2013/12/21(土) 02:21:19.22
お婆さんの旦那はまだ若かった。ちょうど今の息子たちと同じくらいだろうか。顔はごつごつとして筋肉質だった。遺影の中には納まりきらない生の面影を私は感じた。まるで遺影の向こうで、まだ死んだことを信じられていないような気がした。

「息子さんたちのところへ行かないのは、思い出があるからですか?」

と私は聞きたかったが、やめた。私はそこまで踏み込む人間ではない。
 息子たちはまだ来ない。
 電話が鳴った。瞬間、お婆さんの顔の皺が深まった。お婆さんは嬉しそうに受話器を取るが、話しているうちに顔色が変わった。受話器を置く音が、私とお婆さんしかいない家の隅々にまで響いた。

6 :名無し物書き@推敲中?:2013/12/21(土) 02:22:25.36
「一郎は来られないと……」

お婆さんはわざわざ私に言った。だったらもっと早く電話をしてやればいいのに、と私は思った。ここまで来るのに時間がかかるから、来られないことは随分前に分かっていたのに。それをしないのは罪悪感からだろうか。
 再び電話が鳴る。私は嫌な予感がした。お婆さんは最後の願いを叶えるように、受話器に飛びつくようにした。そしてまた顔色が変わる。私はここから逃げ出したくなった。

「次郎も来られんそうです……」
「そうですか」

7 :名無し物書き@推敲中?:2013/12/21(土) 02:23:04.03
板違い
こちらでどうぞ

創作発表
http://engawa.2ch.net/mitemite/

8 :名無し物書き@推敲中?:2013/12/21(土) 03:02:03.16
あ、マジか

すまんきちんと確認するべきだった

9 :名無し物書き@推敲中?:2013/12/22(日) 10:57:21.26
>>7
そこも違います

>>8
こちらでどうぞ
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/bun/1356741086/
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/bun/1385217720/

10 :名無し物書き@推敲中?:2013/12/22(日) 22:12:10.23
>>9
そこも違います

>>8
こちらでどうぞ
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/bun/1387559578/l50

11 :名無し物書き@推敲中?:2013/12/24(火) 16:34:21.18
読んだことあるぞ

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