5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

銀魂’〜ぎんたま〜第二百九十二訓

204 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2012/11/27(火) 20:40:55.48 ID:MjXCFYlf0
そっと、抱き寄せられた。

結い上げていて見えている項に唇が押し当てられたのが分かる。

ちりっと、鋭い痛みがした。・・・こいつの行動はおおよそ理解できない。

文句を言おうかと思ったそのとき、奴が耳元で、本当に小さくささやいた。

「大事にしてやってくれ」



それだけ言うと、俺の顔も見ずに、くるりときびすを返して歩き出した。呼び止めようと思ったが、ここで高杉の名を出すのもどうか。

逡巡ののち、「おい、待て!」と声をかけた。

顔だけ半分振り返った奴の、顔はいつもの憎たらしい顔で。

「今日のお前は、・・・存外悪くはない」

なんと言ってみようもなかった。

最後に、奴がいつものように、ニヤリと嗤ったのがかすかに見えた。

501 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.02 2018/11/22 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)