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何でもいいから怖い話を集めてみない?

474 :本当にあった怖い名無し:2012/06/05(火) 00:12:40.90 ID:g7GCb+yj0
子どもの頃ひい爺さんから聞いた話を書きます。

ひい爺さん(以下爺さん)は明治の早い時期の生まれで、しかも山村で育ったため
いろいろと奇妙な風習を知っていて、自分が子どもの頃によく話してくれました。
爺さんの村では送り番という役回りがあり、これは三軒ひと組で回り番で当たる遺体の
埋め役のことだそうです。当時爺さんの村はまだ土葬で、寺で葬式を行った後に遺体の
入った棺桶を荷車にのせて村はずれにある墓域まで運ぶのです。村の顔役や男手のない家
では代わりを頼むこともできましたが、葬式では酒も振るまわれ些少の礼金も出たそうです。

ただ遺体は棺桶(これは四角い棺ではなく丸い大きな桶)ごと埋めると場所と手間、費用も
かかるので、4〜5尺ほどの穴を掘って、死装束の遺体をそのまま埋めるのだということでした。
そうするうちに村で人死にがあり、これは当時では珍しく自殺だったそうです。五十ばかりの
百姓が土地争いの裁判で負けて先祖代々の耕作地をすべて失ったのを苦にしてのことでした。
そして爺さんと組んでいた埋め役の一人が訴訟の相手だったのです。これは具合の悪いことでした。
遺族もその人にやってほしくはなかっただろうと思うのですが、その人は、葬式には出ないが
村のしきたりの埋め役はやるといって頑としてきかず、これは後で考えると村内で弱みを見せたくない
という虚勢や打算があったのではないかと爺さんは言っていました。


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